埼玉スポーツ応援団
 

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(2006/04/24)

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(2005/10/17)

■ 心のユニフォーム

(2005/10/01)

■ ボールパークへ行こう!(前)

(2005/10/01)

■ さぁWBC

こんにちはマックス井上です。皆さんがこのコラムを目にする頃は、トリノ冬季オリンピックも閉幕し日本選手団が帰国!なんて報道がされていることとおもいます。オリンピック期間中は、日本のメダル第一号は誰?なんの種目で?なんていう興味と高まる期待感、見始めるとナカナカ途中で止められず、夜中までなんとなく見入って寝不足になる生活パターンを見事に貫き通した方も多いのでは?そう、あなたであり、そして僕もその一人でした(笑)。各種目で大番狂わせあり、その反面やはり実力・評判どおり強かった選手と様々でしたね。
世界を転戦し戦うワールドカップ第○戦××大会でメダルを取る選手でも1つの大会に標準を絞り予定?どおり金・銀メダルをとるには大変なことですよね。極限まで科学を取り入れた筋トレで築き上げた肉体の調子を合わせ、反面不慣れな場所の長期滞在やメディア対応、普段とは比べられない注目度や期待を背負い、食事に気を使い、風を引かずに競技のスタートを迎えたうえで、幸運に恵まれた者が勝者になれんですね。その大会は4年に一回しかなくて、個人の競技人生の最高時かどうかも左右するわけですからもう大変!TV画面を見ながらそんなことを思ってしまいました。

世界大会ということではWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がいよいよ近づいてきましたね。普段見られない対戦マッチアップは楽しみです。その中でもやはりイチローの存在は実に頼もしいです。彼は単に勝つのではなく“どう勝つか”が大切であるということを言ってましたよね。日本の戦い方を徹底すれば、勝算ありなんですよ。ピッチャーは球数が制限されますが、好球必打のベースボールもあればファールで逃げる技術も野球なんですよね、果敢な走塁というよりスキをつく走塁、進塁打もボディーブローになるはずです。そんなことをトータルで考えると派手なモノはむしろ要らない、勝ち負けは別にして十分な戦力ありというコメントだと思います。期待しちゃいます。どこのチームにもいえることですが、短期決戦なので調子の良い者/悪い者の見極めを間違わないことでいい試合が見られると思います。僕がテーマにして観戦しようと思うことは2つです。1つ目は、インコースの対応ですねぇ。打者がどれだけ速いく微妙に動く球をヒットもしくはファールにして逃げられるか!この対応がある程度できれば広い外でも見切れる、ヒットできると考えます。またインコースを見せることで踏み込ませない配球ができるか、コントロールは大事ですが、キャッチャーに懸かっています。昨年の日本シリーズ第4戦で阪神矢野捕手は、データありきの外国人監督の戦い方(狙い球の徹底やシフト)を感じ取ったと思います(そういう意味では里崎捕手の起用が多いのかもしれません)。あの試合が一試合早ければ、その後相当阪神投手陣が抑えたと思います。数試合単位では谷繁が一夕の長があるように思いますのでオススメなのですがね。もう1つは右打者の右打ちです。バットのヘッドを返さない技術は球をよく見ないとできませんから、この技術があればフォアボールが増える、相手投手の球数増の図式が成り立つのです。ただ力のない右打ちは恐怖を与えられずドンドン責めてきますので駄目ですよ。
アジア予選はOKですが、本選シリーズは日本にとって非常に厳しい!球数の制限は野球のタイプからいってまったく不利です。メジャーからのピッチャーは中4日で100球という習慣になれ、日本では中5、6日あたりですよね。調子のいい投手がマウンドにずっといられないのですから、実力ありきのリリーフ陣ですが、ヒトには波がありますから失投の恐れも増え、一発の怖さやゲーム流れの変化に繋がります。
それ故、相手に失投を失投と思わせない対応、させないリードが捕手には必要になるのです!ただ短期決戦ではその辺の心理が効かないことを頭に入れてみることにしよう。さてとビール片手に阪神矢野捕手の気持ちになって見ることにしようっと(笑)。

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