地産食彩

老舗酒造

横田酒造

今回は行田市の老舗酒造、『横田酒造株式会社』を訪問致しました。行田市は近隣に稲荷山古墳をはじめ、5〜7世紀に造られたと推定される古墳群など多くの史跡があります。室町時代の15世紀後半に築城されたと伝えられている忍城は湿地帯を巧みに活かしてあるため、攻めにくく、天正18年(1590年)豊臣軍の一翼を担った石田光成が利根川・荒川を利用して水攻めにした際も落城しなかったそうです。 こうした歴史と名所・旧跡に囲まれた行田市の造り酒屋として、横田酒造は「歴史と風土が醸し出す手造りの酒」をキャッチフレーズに品質重視の姿勢を鮮明に打ち出す一方、赤米を使った古代酒造りを手掛けるなど地域振興にも一役買う意気込みを見せています。 3代に渡り、南部高橋家から杜氏を招き、100年間変わらない品質を保ち続け、酒質は飲み易いだけでは終わらない、香味のバランスを旨としています。また、全国新酒鑑評会では直近10年で9回の金賞受賞を誇り、その確かな技術を裏付けされています。

外観 賞状
店内
平成11年度入賞金賞表彰状
“全国新酒鑑評会”は年1回東広島市で開催され、ここで入賞し、さらに金賞に入ることは、全国酒造メーカーにとって最も誇りとなります。

<取材内容>

店内の様子
酒蔵の様子
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蔵一山の様子※横田酒造の経営ではありません。

■社名 横田酒造株式会社
■設立年 文化2年(1805年) 地図情報
■代表者 横田保良
■連絡先 (TEL)048−556−6111 (FAX) 048−553−3530
■住所 〒361ー0022
埼玉県行田市桜町2-29-3
■URL http://www.yokota-shuzou.co.jp/