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お客様に“喜ばれる喜び”を生きがいに、その期待を超えていきたい

小山郁也氏は「同友会を知らなかったら今のウチの会社はなかった」と自信を持って言い切ります。同友会で経営指針の作成を学んだことが保険業界大改革の流れの中で自分の考え・自分の方向性を他人にきちんと伝え、社員にも周知できる大きな力になったと言われます。

オーダーメイドの保険を提供

  株式会社ライフサポートは、飯能市で損害保険・生命保険の保険代理店を経営されています。
保険に対する一般の認識は「しつこく勧誘された」とか、「よくわからないけどとりあえずお守りに」とか、「自動車事故を起こしたら大変だから」等、“とりあえず入っておこう”の印象があります。損害保険にしても生命保険にしてもそれではいけない。生活はその人ごとに違うものだから、そのお客様に合った保険をオーダーメイドで作り上げていかなければならない。適切な保険に入っていただいても10年後20年後、いざと言う時本当に役に立ってはじめて「入っていてよかった」と言っていただけることが大切なんです。と強調されます。
保険は事故が起きても「保険会社は請求されないと払わない」システムなんですね。公平な立場で、適切なアドバイスをしてくれる担当者がいないと保険は十分に機能しないことを判りやすく説明してくださいました。

ご家族をお守りする保険

お客様自身が契約内容をすべて把握し、適切な請求をすることは無理なことで「そのような保険業界の体質も変えていきたいのです。」と話されます。
小山氏はご自分がリタイヤ後でも事業承継者が契約者やご家族に保険の内容を説明できるように新しい店舗を建て法人組織で“一人のお客様を複数の人間でお守りする”ため事業を永く継続させていく体制づくりをされています。
お客様にもそのことを実感していただけるように心がけておられる様子がよくわかりました。

なくてはならない会社を目指す

  趣味をお尋ねすると「エッセイを書くこと」「ムダな言葉を削る=『文章を磨く』作業は楽しいですよ」「ホームシアターで好きな映画を観ることも…」ともつけ加えていました。
「大勢の聴衆の前で話をすること」も苦にされない小山さんは毎年のように地元の大学で350人もの学生を対象に「特別講義」を依頼されています。スピーチの原稿づくりは趣味のエッセイともつながっているのでしょう。地域に根ざし「地区になくてはならない人、会社」と言われることがテーマですと話し、多忙の中、地域の役職も数多くこなされています。
失敗があったときにはどうされているのかお聞きしました。「仕事の中や生活の中、地域の中で失敗はいっぱいあります。PTAや地域のお祭りなどは許してもいただけますが仕事上の失敗は前向きにとらえ同友会で学んだことを実践しています。クレームは単に処理するものではなく「お客様の声」として顧客満足にまでつなげていくことの大切さを同友会で教えてもらいました。満足に変える方法も社内で試行錯誤しています。」

同友会になくてはならない存在

2010年度の総会では17年という永年在籍表彰を受けられました。ただし、ご本人は「同友会にいつ入会したのかよくわからないんですよ」と言われます。小山氏のお父様は昭和50年の西部地区会創設者3人の中のお一人で、出席者が2人でも例会は開くという信念で地区会活動の基礎をつくり上げた歴史が語り草になっています。その頃からの参加なので「入会はいつなんでしょうね」と笑っておられます。
2010年度は西部地区会副会長・例会づくり委員会副委員長として活躍される一年間になります。来年度の会長職もきまっており、西部地区会になくてはならない人です。

会社概要

  小山 郁也(こやま いくや)
(株)ライフサポート
代表取締役
飯能市川寺663-7
TEL:042-973-4310
FAX:042-973-3413
HP http://www.sompojapan-ag.com/a/lifesupport/

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