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安さんの鉄博通信 >> No.3 11月の3連休が入館者数のピーク

11月の3連休が入館者数のピーク

来館者のピークを過ぎました。

私たちも予想をしておりましたが、先月の3連休がピークとなりました。天気にも恵まれ、記録的な来館者数となりました。
   11月23日(金)・・・15,230人(最高記録)
   11月24日(土)・・・14,203人(2番目の記録)
   11月25日(日)・・・10,583人
   これに入場無料の幼児を加えると、実際には数字より2割〜3割多い来館者だったと思われます。一部の展示エリアは人で一杯になり、自由に動けないほどでご迷惑をお掛けしました。この期間は遠来のお客様が多く、泊りがけで2日連続で来館された方も有りました。
   以降は土曜、日曜で6,000人から8,000人、平日で3,000人から4,000人ですので、比較的ゆっくりとご覧いただけるようになりました。

企画展示のご案内

2階の中央部にあるスペシャルギャラリーでは、第1回特別企画展「新幹線の挑戦」が開催されております。JR東海、JR西日本をはじめ15の会社や団体の協力で企画されたもので、東海道新幹線開発の歴史に始まり、半世紀にも及ぶ各新幹線の経過と現在の姿をまとめてご覧いただけます。
   構成を紹介いたしますと

第1部「新幹線のあゆみ」
新幹線前史、東海道新幹線開業、ひかりは西へ、東北、上越新幹線開業、ミニ新幹線方式による延伸、新幹線通勤の普及、のぞみの登場と高速への挑戦、整備新幹線の開業
第2部「より早く、より快適に」
先頭形状の変遷、パンタグラフの改良、200系普通車客室の再現、車両限界と建設規格、軌道、ATCの改良
第3部「これからの新幹線」
JR東日本新幹線高速試験車、軌間可変電車(フリーゲージトレイン)
第4部「海外の高速鉄道」
ヨーロッパの代表的な高速列車、アジアの代表的な高速鉄道

などとなっております。
   未発表の写真やデータ、今回のために用意された模型や映像など、まさに圧巻です。
   JR各社の新幹線について一堂に展示したのは空前のこと思います。この企画展は10月の開館時より始っておりまして、会期は来年2月25日までです。ご紹介が遅くなりましたが、どうかお見逃し無いようお願いいたします。

年末年始の開館予定

12月22日(土)からは公立学校が冬休みとなるため、また賑やかになりそうです。スタッフも体制を整えてお迎えいたします。
   年内は12月28日(金)までの開館で、新年は1月3日(木)からとなります。
   なお1月からは、当初の予定どおり毎週火曜日が休館日となります。オープン以来無休で開館しておりましたが、お間違えの無いようご来館下さい。
   来年も皆さんに一層楽しんでいただける鉄道博物館にしてまいりたいと思います。ご来館のおりにはスタッフに何となりお声掛け下さい。

2007/12/7   さいたま市桜区   安川彰一