安さんの鉄博通信 >> No.22 「東北・上越新幹線開業30周年記念展」がはじまりました。
東北新幹線と上越新幹線が昭和57年(1982年)に相次いで開業してから今年で30年になります。また、建設工事の都合から大宮始発で開業され、大宮駅がターミナルとして一時代を画したことも地元の私たちには記念すべきことでした。
後には、山形新幹線、秋田新幹線そして長野新幹線が派生して開業し、それらも含めて埼玉の人たちには一番身近な新幹線としてすっかり定着しております。
鉄道博物館では30周年という節目の年に、両新幹線の建設決定から開業までの過程に焦点を当てた特別展を開催しております。当時の懐かしい資料や写真など盛り沢山の内容です。どうぞお越しいただき、往時をしのんで下さるようご案内いたします。会期は7月1日(日)までです。
館内で次の期間にそれぞれの新幹線ごとの特別Weekを実施します。
各新幹線沿線エリアの関連展示、観光パンフレットの配布、記念カード、各地区からの出張イベントなどが行われます。
新幹線建設工事の着工前の大宮駅など必見の姿が多数用意されています。
また、上野〜大宮間の「新幹線リレー号」の様子、開業当初に車内放送で使われた各駅の到着メロディーなどに「懐かしいなー」「これだ ! これだ ! 」といったような笑顔があふれています。
2012/03/31 鉄道博物館ボランティア 安川彰一