これまでの成績
僕らのブロンコス ホーム初戦を見事に飾る!
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試合を盛り上げたセレモニーでの杉山清貴さんによる埼玉ブロンコスオフィシャルサポートソング「THIS IS LIFE」の熱唱
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埼玉ブロンコスダンスチームによる華麗なパフォーマンス
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リバウンドを競り合うブロンコス選手
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フリースローを確実に決めるデービッド・ベンワー選手
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県内初戦勝利に沸く観客席
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初勝利を飾った試合後のインタビューに答えるジョンソンヘッドコーチ

11/12 ホーム開幕試合取材記事

日本初のプロバスケットリーグ「bjリーグ」の埼玉ブロンコスのホームゲーム初戦が11月12日、 所沢市民体育館で行われた。
新潟アルビレックスを迎えた埼玉ブロンコスは、観衆2627人が熱く見守る中、 接戦を70対63で逃げ切り、ついに、ついに歴史的初勝利をつかんだ。 試合前のセレモニーでは、ブロンコス公式応援歌「THIS IS LIFE」を杉山清貴さんが熱唱したほか、 埼玉ブロンコスダンスチームがパフォーマンスを披露。他のプロスポーツ競技とは一味もふた味違う演出 で、満員の場内はすでに最高潮に達していた。
試合は、ブロンコスが第2クォーターまで40対29とリードし、面白いように決まるスリーポイントシュートのせいか、一部観客には 楽勝?ムードさえ漂う感じが。 デービッド・ベンワーがリバウンドを制し、イナック・デイビスと清水耕介が華麗に得点を積み上げる。
が・・
プロバスケットは甘くなかった。
第3クォーターには、ブロンコスのちょっとしたミスを境に、 アルビレックスが攻守のリズムをつかんで反撃に転じる。 リバウンドに競り勝ち速攻が決まり始めると、本来の力が出始め、 いつのまにか第4クォーターを53対53の同点で迎えることに。
まずい!!
開幕戦から連敗の状況を考えると最悪の予感が脳裏をかすめる。 しかしホームゲームは、すべてにおいてブロンコスを有利に導いた。 ブースターで緑一色に染まった満員の会場は、ノンストップのDJの掛け声や音楽に乗って一体に。
「ディフェーンス! ディフェーンス!!」
ゴールも呼応するようにアルビレックスのおしいシュートを幾度も跳ね返す。
そして、両チーム譲らない手に汗握る試合展開の中で、 ついに残り時間もわずかという63−63の同点の場面でついに、キターーーー。
キャプテン・安斎竜三の伝家の宝刀、スリーポイントシュートが決まったーーーーーー。
そして会場がさらにヒートアップするなか、カウントダウンが始まり、観客が祈る中試合終了!!
やったぁ!!おめでとうブロンコス。君たちは埼玉の誇りだぁ!!
結局、今回シュートの正確さで上回ったと言えるブロンコスが 、満員の観客の中で記念すべき勝利を手中にした。

さて試合後の監督インタビューでは、ジョンソンヘッドコーチが「観客の皆さんのおかげで勝つことが できた。」と話し、「いい試合をしてbjリーグを盛り上げて、最後には日本一になりたい」と抱負を語った。
また、これまでの試合で分かった課題は何かとの質問に対しては、 「シュートの精度は高いが、リバウンド、ディフェンスが課題だと思う。」 と答えていた。

セレモニーだけでなく、ハーフタイムでのショーや試合後の丁寧なサイン会など、 ファンにとっては幸福な一日を過ごせることができ、 バスケットボールに詳しくない人にとっても、試合のスピード感と迫力、 日本とは思えないエンターテイメント性に溢れる会場と演出は、一度味わったら忘れられないだろう。
誰もが「ブースター(サポーター)」になってしまう魅力がそこにあった。

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