歯科技工物を製造する、さいたま市西区のオークコーポレーションが、歯科医院で患者がうがい時に使用する紙コップを広告媒体にした「アドカップ」のサービスを始め話題を呼んでいます。


広告スペースは紙コップの半面に表示。その半面には、同オークコーポレーションが「みんなの美術館」と題して一般公募で集められた絵画やイラスト、写真、絵手紙などが印刷されます。施術中の患者の緊張を和らげる効果もあると期待も大きい。
作品は子供が自由に描いたものから、趣味の絵手紙や写真、芸術性の高い作品など幅広く募集されていて、応募作品は随時『みんなの美術館　作品紹介ブログ』に掲載されています。広告主はイメージに合った作品を選ぶこともできます。


オークコーポレーションの紙コップを広告媒体にする「アドカップ」は、各新聞でも度々取り上げられ、あるブログのコメントでは「（歯医者さんの紙コップ）子供たちは、少しデザインが変わると『あ、変わった』と敏感に反応してくれますし・・・」などと書かれるなどしているほど。


歯科医院に訪れる患者数は一ヶ月平均・約500人。10,000個発注した場合でも1年半以上は一箇所の歯科医院で使用される計算。地域が限定された継続性のある広告と言える。
広告料は1色10,000個からの発注で1個当たり15円〜。広告主が広告料を支払い、県内の歯科医院に無料配布される仕組み。そして作品を発表したいアーティストはある意味、オーディションを勝ち抜いて掲載されることとなる。
“みんなが喜べる”新しい形の広告媒体として今後が楽しみだ！



★オークコーポレーション「みんなの美術館」では、作品募集もしています。
詳しくはこちらから。

株式会社　オークコーポレーション
埼玉県さいたま市西区中釘2068-6
048-620-2533