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関東の民鉄で初の車両「TJライナー」お披露目。

3月21日にTJライナー用・新型車両「50090型車両」の撮影&試乗会が報道関係者向けに行われました(一般の方むけの車両撮影会は3月23日)。

2008年6月に予定されている東武東上線のダイヤ改正から運転を開始する座席定員制列車「TJライナー」。

「TJライナー」は車両の効率的な運用を考慮し、座席をクロスシートとロングシートのいずれにも交換できる珍しい車両、関東の民鉄では初めての導入となりました。朝・日中はロングシートにして一般通勤車両として使用。夕方以降の池袋発の帰宅時間にはクロスシートにして便利で快適な座席定員制「TJライナー」として運転します。またTJライナーは通常の急行列車より停車駅を少なくし、坂戸や東松山方面への速達性も高まります。

車両の外観は現在の50000系シリーズと同様で「シャイニーオレンジ」を採用して東武鉄道の車両として統一感を出し、「ロイヤルブルー」を効果的に配色することで一般車両との「識別性」や「速達性(スピード感)」を表現。

車両室内は「快適空間の提供」をコンセプトに清潔感を演出するホワイトを基調とし、シートは外観との調和を考慮して青系色を採用、「清潔感」や「リラックス」を演出しました。ピッチも通常車両よりもゆったり、シートにもこだわりクッションの厚みも90mmにし、ヘッドレストも人間工学に基づいて設計したそうです。

バリアフリー面では低床面化、ドアレールの高さを低減するなどお年寄りや車椅子での乗車にも配慮。車椅子スペースは2号車と9号車にあります。また車体はアルミ車体を採用する事で軽量化を実現し消費電力を低減。アルミ材質の統一化でリサイクル性の向上も図りました。

●愛称
TJライナー(ティージェイライナー)
9,187通の応募の中から、最も得票数の多かった「TJライナー」に決定
●区間
平日(夕方〜夜間)
池袋発→小川町行き 2本
池袋発→森林公園行き 4本
土休日(夕方〜夜間)
池袋発→小川町行き 2本
池袋発→森林公園行き 2本
●停車駅
池袋・ふじみ野・川越・川越市・坂戸・東松山・森林公園・つきのわ・武蔵嵐山・小川町
●着席料金
300円

※「池袋」から乗車の際、普通乗車券や定期乗車券の他に、着席料金(整理券)が必要。尚、ふじみ野以降の乗車の場合は着席料金(整理券)は不要。

今後、東武東上線は東京メトロ副都心線の開通でネットワークが拡充。利便性が向上し飛躍的に発展することが期待できますね。また、東武東上線の池袋駅と川越駅のリニューアルもされTJライナーが東上線の発展の象徴となりそうです。

イメージ (クリックすると元画像が表示されます)
主催団体 東武鉄道株式会社
URL http://www.tobu.co.jp/
団体分類 企業
対象ステージ 指定なし

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関東の民鉄で初の車両「TJライナー」お披露目。

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