地産食彩
株式会社矢尾本店 酒づくりの森

□ 金賞受賞「秩父錦」
店内 銘酒「秩父錦」は初代矢尾喜兵衛さんが酒造業・屋号「升屋」として創業。喜兵衛さんは近江(現在の滋賀県)出身で近江商人の経営理念とされている【三方よし】の精神 「売り手よし 買い手よし 世間よし」を受け継ぎ。常に世間の人にお返しをする、それが大きな信頼を得られ長く商売を続けられるのだとして、現在でも酒づくりの森(株式会社 矢尾本店)には【三方よし】の精神が流れています。
近代的に機械化され、合理化された酒造工場においても日本酒造りには、人の手、感(判断)といったものを欠かすことはできません。どうしても機械任せにできない工程が存在します。

賞状 特に大吟醸クラスのお酒は、ほとんどの工程を昔ながらに人の手によって行う、特別コースのお酒なのです。精米に始まり、洗米、蒸米、仕込みからしぼりに至るまでの、日本酒造りの複雑な過程の中で、杜氏(親方)と蔵人の、熟練の知恵と感と技により生み出された、まさに手造りといえるお酒です。ですから大量生産はできません。

浦和の涙 日本酒とひとくくりにした呼び方をしますが、実はその中には様々なバリエーションがあって、その中でも稀少性と人の手の掛かり具合において、大吟醸や、鑑評会出品酒は、日本酒として別格といえます。「淡麗辛口、含み香を持ったさらりとした飲み口」の【秩父錦の大吟醸】は、平成十九年五月、独立行政法人 酒類総合研究所主催による全国新酒鑑評会に於いて、六年連続となる「金賞」の栄冠に浴した、【鷹木祐助】杜氏入魂のお酒です。六年連続の記録は今年の金賞受賞蔵元の中で埼玉県内では首位、全国都道府県中では5位となります。

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