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若き2代目経営者がめざすもの (株)藤城運輸倉庫 代表取締役 藤城 卓

 私も仕事柄いろいろな企業にお邪魔しますが、鞄。城運輸倉庫は特筆してすばらしいものがあります。それはキレイ!なかなかキレイにできる会社はありません。それもゴミひとつ場内に落ちてない!言うなれば舞浜のテーマパーク?!の感じです。今回はその藤城運輸倉庫の若き二代目経営者 藤城卓さんの「人」となりをお伝えします

学生のころから意識していた経営者の姿

  藤城運輸倉庫は昭和45年創業の桶川市に本社を置く企業で、運輸・倉庫業をメインとし藤城さんの父が創めて、今では従業員47名となるまでに成長しました。昨年10月に父から代表を交代し、まだホヤホヤ社長の藤城さんの趣味は飲酒だと言う。(まあ友人である私がみてもこれは正直に答えている)(笑)特に居酒屋で仲間とワイワイしながら飲んでいるのがなによりの楽しみと。
小学生の頃から父が運転するトラックに乗り、自然と自分が家業を継ぐことになると思っていたそうだ。学生時代からはサーフィンにはまっており、今までにハワイに5回波乗りに行ったと自慢をされた(悔しいです!)
 卒業後は、家業を継ぐために同業の会社へ修行に行き下積みを3年半経験し、家業を継ぎにもどる。

転機で実力を発揮

   ここまでの明るい話だけでは終わらない。父の会社に出勤したときに最初に言われたのは「お前には仕事がないから自分で仕事をさがせ」と、甘えさせない父の姿が見える言葉だった。しかしその期待に応えるべく、社内を観察しアナログ処理を電算でできるように改善もおこなった。当時は平社員からのスタートだったから、先輩からは「すぐる!」と下の名前で呼ばれたりと社会はそんなに甘くなかった。そんな当時、今の売上の半分だった頃、大きな転機が舞い込む。得意先が買収され、売上が0になるか200になるかの大商談があった。結果、社長(現会長)と同行営業し契約を成立させたのだ。そこから社員やまわりの環境が変化していった。

全てが理念に基づいた行動

 彼は社長になって最初に取り組んだことがある。それは「クレド」(企業理念)をつくったのである。それには長い月日を費やし悩み、顧客・社員・地域社会・経営者と4つのテーマで伝えたいメッセージを込めた。それは藤城卓が考えるこれからの社会にあるべき企業の理念だ。
社員にカードサイズのクレドを配布し、この不況だからこそ必要とするもの、だからこそ守るもの、だからこそするべきことを全社員で共有する。その精神が会長が創りあげた会社の企業風土として根付いているのだとわかった。仕掛けでもなんでもない。社員同士が自ら進んで落ちているゴミを拾う。積み上げたパレットも積めばいいという話でもない。ひとつひとつの作業を理念に基づいておこなっているのである。
そんな藤城卓さんの会社の夢は、社員が幸せになる楽しい会社と、なんと奥が深い。では個人の夢はと尋ねると、将来は大好きなハワイでのんびり暮らしたいそうだ。休日になると、子ども(お嬢さん2人)を預けて奥さまとデートをしたり、こんどはお嬢さんとパパでデートをしたりと、彼は経営者として、親として、夫として、会長の子として、上を目指す一歩大人な好青年でした。

会社概要

  (株)藤城運輸倉庫 
代表取締役 藤城 卓
桶川市下日出谷東303
TEL:048-786-1315 

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