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共存共栄を目指して (株)PCI 代表取締役 稲垣雅裕

 社長業の学習が会社発展の鍵

   川口地区会の稲垣雅裕社長は、一昨年の11月に同友会に入会されました。業種は通信代理店業で、川口・鳩ヶ谷を中心に携帯電話販売店「ピーコム」、回線会社の営業窓口「auショップ」、「ソフトバンクショップ」、「ウィルコムカウンター」を経営されています。
 普段は非常に明るく楽しい方ですが、いざ経営の話になると人が変わったように熱く語り始めます(お酒の力だけではないと信じていますが…)。「自分が現場(店)にいないと会社(社長)の意思や決めたことが、前線部隊(窓口営業)で実行されていません。会社機能を有していない職人集団になってしまっていたんです」。今後更なる発展を目指すには「社長業」の学習の必要性や社長が成長しなければ会社は発展しないことを実感。同友会で「日々実践されている諸先輩方から『生』の経験を学習したい!」というのが入会の動機。積極的に同友会活動に取り組んでおられ、昨年は経営指針セミナーにも参加し、経営理念を作成したそうです。

意外な(!?)趣味あり

   趣味は「事業運営!」と力強くおっしゃっていましたが、現実は常に没頭せざるを得ないのだそうです。ただし、「趣味」ではなく「息抜き」として、@オープンカーでのドライブ Aスコア95〜105「今日イチショット」に燃えるゴルフ B昔から「頑固オヤジ」がやっている、こだわりの「立ち飲み」または「居酒屋」でぼんやり飲み C「アイロン掛け」(しわが伸びていく様が堪らないそうです)を楽しんでいるそうです。

最適のアドバイスができるプロ集団へ

   最近では、携帯電話のサービスは数え切れない程の種類があります。例えば、同じ法人名義や家族間、同じ回線会社同士が基本料金で通話料が無料になるプランや、固定電話と携帯電話も定額制になる料金プランもあるそうです。しかし、ほとんどの人はどこがどう違うのかよくわかっていないのではないでしょうか?そんなときにどの会社が一番良いのか、どのプランにすれば一番お客様にとって良いのかを的確にアドバイスしてくれると買う方としては助かりますね。稲垣さんは、そういう気配りのできる接客のプロになるよう従業員の方に徹底されているそうです。

企業相互の協力が地域活性化に

 今後の目標として「同友会を通じて、いろいろな企業同士が協力しあって双方が発展していく関係づくり」を掲げておられます。同友会の会員に限らず、いろいろな強みを持った企業同士が連携することで地域が活性化すれば、同友会の活動にも絶対プラスになると熱く語っていただきました。
(取材/川口地区会広報委員 宮崎善洋)

会社概要

  (株)PCI
代表取締役 稲垣雅裕
川口市青木4−17−24
TEL:048−254−8228
FAX:048−254−6885

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